2015年11月15日日曜日

真のお父様板書の済州島訪韓修練会の講義図

早速 日本の家庭連合で「サンクチュアリー教会側の批判に対する
『応答』の講義がアップされています。
       
    この講義の前編の34分過ぎからの内容によると、済州島修練会の『成約摂理解説』に掲載されたアダムとエバの位置を左右に逆転した四位基台の図は 1993年10月から1994年11月にかけて行われた16万訪韓セミナーの時作成されたもので、真のお父様の板書が基であると伝えています。
    seturikaisetu1.JPG
    ところで、1993年12月21日に訪韓修練会で真のお父様が板書された講義図の記録にアダムとエバの位置が従来の原理講義案通りになっている四位基台図があります。参考に引用して紹介させて頂きます。 (訪韓練会御言集 御旨の裏道 ウエブサイトより引用)
  
四大心情圏と三大王権 1993年12月21日 韓国・済州研修院

四大心情圏について話しましたか? (まだです)。チョークは? (先生が題目を板書される)。これは、何と読みますか? (四大心情圏と三大王権)。
  何の意味ですか?

 周藤君。(はい)。四大心情圏について、ちょっと話してください。公式的な、骨子だけです。(はい)。よく聞きなさいよ。
 
   (『周藤君』という人物の説明の引用中略)
  
    (先生が黒板に図―1を書かれる)


四大心情圏は、(人間始祖が)堕落した以降の問題ではなく、堕落以前の神様の心情圏を完成するための標本です。
그림1.png
 
  (引用中略)
    神様と子女は二重になっているのです。男と女、二重に展開して別れてくるのです。男は男なりに、女は女なりに完成に向かって、別れた立場で成長していかなければならないのです。女は西のほう(A)、男は東のほう(B)にやって来るのです。(先生が図―1を示して説明される)ここが二重に(C)、神様を中心としてずーっと降りてくるのです。
  子供を生んで、その子供が大きくなることによって、いつも父母を中心として関係を持つようになるのです。子供は父母によらなければ習うところがないのです。父母を中心として大きくなるのです。お父さんお母さんを中心として、子供たちはすべてを習うのです。だから、大きくなるためには、いつも父母を中心とした関係で成長していくのです。これが幼稚園時代、小学校時代、中高等学校、大学時代と成長していくのです。

그림3.png

  神様の見えない無形実体の中には、第一に子女の愛があったのです。
 (先生が黒板に図―2を書かれながら説明される)
 
 その子女の愛がどんどんどんどん大きくなって、プラスして兄弟(姉妹)愛となり、さらに大きくなってプラスして夫婦愛となり、これがまた大きくなってプラスして父母愛というように発展してきます。子女の愛よりも兄弟の愛が大きくなっているのですが、どういうふうにして大きくなったのかというと、アダムとエバが兄妹愛を考えるとすれば、エバはお母さんが愛するアダムとして、まず、お母さんを中心として考えるのです(A)。お母さんが愛する兄さんにプラス、自分(の愛)となるのです(B)。エバはお兄さんを思う時、直接に思うのではなく、まずお母さんがどういうふうに兄さんを愛するかということを中心として、エバ自体も、それに伴って愛するのです。こういうように、二重になるのです。


  アダムも、お母さんがエバを愛する愛に、自分の愛を加えるのです。こういう関係です。だから兄弟愛は大きくなっていくのです。このようにしてだんだん大きくなって上がっていくのです。兄弟愛の次に、夫婦愛とは何かというと、父母を中心として、自分たちはそれまで兄妹同士としてやってきたのですが、ずっと父母が上がっていくというと、こちらは霊的には下がってくるのです。良心的にはこれで四段階です。これは相対的になっているのです。これはずっと上がっていくというと、これはずっと下がってくるのです。こういう関係です。


 結局、これを見れば、ここで(C)初めて霊界と二重になるのです。(先生が図―2の縦の二重の点線と線、横の二重の点線と線を示しながら説明される)


 これが子女の愛、兄弟愛、夫婦愛です(D)と。この夫婦愛になるというと、ここを中心として神様が二性性相として一つになって、自分たちを育てたと同じように、父母の立場にある父母の内的性相と形状が実体として成就していくのです。そうなるというと、こちらがこう近づくとともに(E)、こちらも(F)どんどんどんどんと近づくのです。最初には子女の愛、それから兄弟愛、夫婦愛というように、だんだん近づいていって最後にはどうなるかというと、実体的にこれもこうなって、それらがどんどん近づいて、これがみんなこのように合うのです(先生が図―2の中央の(G)に向けて矢印を、上下左右から書き込まれる)。これも下がって、こういうふうになるのです。有形実体がだんだんだんだん上がってくることによって、無形実体もだんだんだんだん下がってきて、上下が一つとなるのです。結局、神様は見えないのだけども、こういうような形で実体を中心として、実体がここで上がってきた場合には、無形実体と合うように近づくというと、アダムとエバも実体的に、こういうふうにして四つが、良心的、これは肉心的に、こういうふうにして、ここ(G)を中心として一つになるのです。
 だから、ここにおいて二重になるのです。これも(上)ここ(下)も二重になって、ここ(G)で全部が一つになるのです。分かりましたか? 神様を中心としてずーっと人間(子女)を成長させて、ここまで(D)(D')を連れてきて、神様の見えない実体がこのように上がっていって、ここ(G)まで戻るというと、アダムは実体として、ここにいて相対的になるのです。ここ(全体)は二重ではないのです。ここ(G)が二重になっているのです。どこで二重になるかというと、これがどんどん近づくことによって、(有形)実体がここ(G)に上がることによって、この見えない(無形)実体は下がっていって、全部が同じように相対的になるのです。こっちから実体のアダムとエバがそこ(G)まで行くと、神様もずーっと上がって、アダムとエバがこっちに来るというと、神様もこっちのほう(G)に来られて、良心基準をプラスとして、マイナスとして一つになるのです。


 これは何かというと、結局、神様の内的な見えない心情圏、四大心情圏なのです。子女の心情圏、兄弟の心情圏、夫婦の心情圏、父母の心情圏が一体どこで完成するかというと、四つが別個に完成するのではなくて、これらを一つにまとめなければならないのです。では、どこでこれを決着させて一つにするかというと、結局、子供の完成を通して、子供の完成は兄弟の完成であり、兄弟の完成は夫婦の完成であり、夫婦の完成は父母の完成となるのです。その完成の終着点、決着点は一体どこかというと、子供を生んで育てる目的も、兄弟を成長させる目的も、夫婦の関係をもって一つになる目的も、みんなそれが別個になっているのではないのです。それを一つにまとめないといけないのです。そこが一体どこかというと、アダムとエバが、結婚するその初夜の愛の関係を結ぶことによってすべてが完成するのです。分かりましたか?


子女愛、兄弟(姉妹)愛、夫婦愛、父母愛


 神様が無形実体として、アダムとエバを教育しながらずーと引っ張り上げてきて、ここまで(図―2の(G)を参照)上がるというと、アダムが実体になって、これがこうなって相対になるのです。これが二重になっていくのです。これが二重です。これは霊的な心、内的な体と同じです。心身一体です。どこで一体になるかというと、ここです。(図―2の(G)を示されて)それで神様はずーっと上がっていって、神様に似た実体として、これは下がってくるのです。こういうようにして、実体の相対になるのです。これ((G)の左側)は心と同じで、これ((G)の右側)は体と同じです。ここで初めて二重になるのです。有形実体と無形実体、良心の立場と肉体の立場とが一つになるのです。
  (引用おわり)


 これらの真のお父様の板書と、それらに似た『成約摂理解説』にある四位基台図です。

2.  2개 교재 비교.JPG

   
1  .2개 교재 비교.JPG
 
  アダムとエバの位置が逆転している点以外は
  ほぼ相似しているのがわかります。


  1993年12月21日訪韓修練会の模様を克明に記録された方は、図1、図2の板書を目の前にして四大心情圏と三大王権について混信の力をこめられながら精密に語ってくださった真のお父様の指導を直接受けられた模様です。
  

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